2020年4月ハワイ不動産マーケット調査

2020年5月7日


Honolulu Board of REALTORS®︎による、2020年4月の一軒家とコンドミニアムそれぞれのセール件数と平均価格の統計です。(こちらの統計は中古物件のリセールのみです。)
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一軒家のセール件数
2020年4月 248件
2019年4月 318件
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コンドミニアムのセール件数
2020年4月 343件
2019年4月 476件

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一軒家の平均セール価格
2020年4月: $809,000(約8595万円、5月6日現在)
2019年4月: $766,750
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コンドミニアムの平均セール価格
2020年4月: $450,000(約4781万円、5月6日現在)
2019年4月: $418,950
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2020年4月では、一軒家の平均セール価格は$809,000(約8595万円、5月6日現在)で、昨年の4月と比べ5.5%増加しました。
2020年4月のコンドミニアムの平均セール価格は$450,000(約4781万円、5月6日現在)で、昨年の4月と比べ7.4%増加しました。
2020年4月の一軒家のセール数は昨年と比べ22%減少、コンドミニアムは27.9%減少しました。

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「予測されていたように、不動産マーケットはコロナウイルスパンデミックの真っ只中で、売買数と不動産在庫数の減少の課題と直面しているが、今までより少ない不動産在庫にかかわらず、ハワイ不動産仲介は真剣な不動産購入者の手伝いを続けている。」とTricia Nekota(Honolulu Board of REALTORS®のプレジデント)が話しました。
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ほとんどの一軒家の売買は$500,000〜$999,999の価格帯であったが、昨年の同時期と比べると、この価格帯からは28%の売買が減少している。1ミリオンドル以上の売買は2019年と比べると3%減少している。
コンドミニアムの売買数は大幅の減少が見られた。最も多く見られた売買数減少価格帯は$200,000〜$299,999で56%の減少。中間価格帯の$300,000〜$599,999は24%の減少。$1ミリオン以上の売買は40%の減少が見られた。
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4月末、the City and County of Honoluluが不動産仲介活動の件で、厳しいガイドラインはあるが、エージェントはクライアントと直接の内見を行っていいと制限が緩和された。内見はアポを取り、銀行からもらえるローン予備承認レターを持つ買手、3人以下の(エージェント数含む)内見の許可がでた。Honolulu Board of REALTORS®︎は全てのオープンハウスはバーチャルで行うことを推奨している。
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3月23日からのステイホーム令が出てから新しい不動産リスティングの低迷が見られ続けている。昨年と比べると、1ミリオンドル以上の新しい一軒家のリスティング数は51.4%の減少、新しいコンドミニアムのリスティング数58.1%の減少が見られた。
その一方で、金利レートはこれまでで最も低いが、貸し手はクレジット基準条件を引き上げている。
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ステイホーム令が出てからの新しい一軒家のリスティング数は26%ほどだが、昨年の同時期の新しい一軒家のリスティング数は41%だった。コンドミニアムは24%の新しいリスティング数で、昨年の2019年は37%のリスティング数であった。
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情報:Honolulu Board of REALTORS®︎ MEMBER WEBSITE

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